生産性を考えよう 第1回


第1回・目次

1.1ペーパープレーン実験の目的

1.2実験の道具、材料

1.3実験の手順(1日目)

1.4材料取りパターン検討

@材料取りパターン作成時の留意点

A材料取りレポート作成

1.5ペーパープレーン試作

1.6良品の条件

1.7宿題


1.1 ペーパープレーン実験の目的

・無駄のない材料の利用

ある材料から、何か製品を作る場合、1つの材料からなるべく多くの部品を取り出したほうが1つの製品にかかる材料費が安くなります。今回の実験では、与えられた1枚の画用紙からより多くのペーパープレーンの部品を取り出すことにより、無駄の少ない材料の利用方法を学ぶことにします。



















 

・効率の良い作業分担

今回の実験では、各班で30分間でより多くのペーパープレーンを作る為の役割分担を考え、実際にその役割分担で、班対抗製作競争を行います。

作業は
・B2の用紙から部品を切り出す
・部品を貼りあわせる
・機体の調整をする

以上のものが考えられます。これらの作業を班員全員で共同して行ってください。













 

複数の人達で、何か作業をする時には、各人の作業分担が重要になってきます。部品を切り出す人が何人で、部品を貼り合わせる人が何人ということを決めねばなりません。また、各自、何が得意な作業であるかも考慮して、製作作業で誰がどの作業を行うかを決めてください。

例として左図は作業分担によっては、同じ30分の作業でもできる機数に違いが出ることを示しています。

熟慮の上、製作競争で勝つために、ペーパープレーンをたくさん製作できる作業分担を考えましょう。














・製作競争
次回の実験で班対抗の製作競争を行います。各班で決めた役割分担に従い30分間ペーパープレーンの製作を行い、その後製作したペーパープレーンを評価します。結果は成績に加点されます。


1.2 実験の道具、材料

下図の道具を使って実験を行います


1.3 実験の手順(1日目)

材料取りパターン検討


材料取りレポート作成

1445〜1615

ペーパープレーン試作

テスト飛行、良品条件出し

1630〜1740

1日目の宿題の説明

17401800

2日目
班員全員によるペーパープレーン競争製作


1.4 材料取りパターン検討

B2の画用紙から、できるだけ多くの機数のペーパープレーンを切り出せるように型のならべ方を検討しなさい。
このとき、下記の材料歩留まりパターンの留意点に気をつけて作成しなさい。
この後、ペーパープレーンの試作で使うので、レイアウトを記入した区画は、班員の人数に、提出する1機分を含めた数を作成しなさい。

@ 材料取りパターン作成時の留意点

今回の実験では1枚の画用紙からできるだけ多くのペーパープレーンの部品を切り出すこと(材料歩留まりをよくすること)を目的としている。図7−1のように各班工夫しなさい。「但し、1機分の部品を1個所にまとめよ」という制限を設定しているので、図7−2のように同じ部品をならべるというレイアウトは禁止します。なお、1機分の部品をまとめたレイアウトの形状は自由です。(図7−3参照)

・レイアウトを工夫し、なるべくたくさんの部品をとってください。
・1つの区画は、すべて同じ形でなければならない。















図7−1

 

・1区画にペーパープレーン1機分の部品をまとめるという制約があるので、この図のような部品のレイアウトは禁止です。
















図7−2

 

・ペーパープレーン1機分の部品をまとめた1区画の形状は自由です。
















図7−3




A 材料取りレポート作成

  1. 各班で決定したB2画用紙の区画の分け方
  2. 各班で決定した1区画内での1機分の部品レイアウト
  3. レイアウトの決定理由、工夫した点、考慮した点、レイアウトのルールなど

を各班決定次第、以下のように記入しTAに提出すること。

 

 


1.5 ペーパープレーン試作

1.4で決定したレイアウト方式に従って各自1機のペーパープレーンを組立図を参考にして作成せよ。同時に次回の実験で行う作業分担について考えよ。たとえば、作業にかかる時間の測定し、作業の難易度を記録し班の誰がどの作業を担当すべきかということをまとめる。


1.6 良品の条件

実験で作成するペーパープレーンの良、不良はテスト飛行によって評価します。(図8−1参照)
評価項目は、飛距離・直進性・安定性とします。





























図8−1







  1. 飛距離:発射台から4.5m以上飛んだ物を良品とします。(図8−2下参照)
  2. 直進性:発射台から直進したものだけを良品としますが、4.5m以上飛行後、壁と接触したものは良品と認めます。
  3. 飛行安定性:飛行中は機体に水平に保つことを良品の条件とします。

図8−2





1.7 宿題

実験終了後、各自今日試作したペーパープレーンをどのように調整すればうまく飛ぶか(良品となるか)をまとめよ。次回の実験で各班の調整方法をまとめ、競争製作ではその方法にしたがって調整をすることになるので確実に飛ぶ調整法をまとめること。なお、飛行実験をするときは周囲に気をつけること。

  1. 各自で挙げた調整方法、注意点を1人3項目以上挙げる。

例:主翼の角度は、水平から下向きに両翼10度下げるようにする


宿題はA4用紙にまとめ、表紙(当日配布)を貼り付けて、表紙に記載されている提出期限までに経営システム工学科実験室のポストに入れなさい。


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経営システム工学科 大成研究室